前回の記事[お金持ちが「ケチ」な理由とは?]がそこそこ好評だったので、続編を書きたいと思います。
今回のテーマは成功者はなぜ“時間にケチ”なのか?についてです。
成功者やお金持ちに限らず、世の中の優秀な人たちは総じて時間にケチです。
時間の使い方に神経質で、せっかちで、ムダなことに時間を奪われることをとても嫌います。
なぜでしょうか?
今回は時間とお金、そして人生をテーマにお話ししたいと思います。
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時間は無限にあるわけではない!
わたしは恥ずかしながら、最近まで「時間なんていくらでもある」と思っていました。
でもそれは大きな間違いだったと気づいたんです。
小学生のころ、わたしたちは時間を持てあましていました。
平日なら学校に行ったり放課後に友だちと遊んだり、特に退屈を感じることはありませんでしたが、
土日や夏休みともなれば「ヒマだなぁ…。お父さんどっかに連れてってくれないかなぁ」などと不満に思っていました。
中学生や高校生になれば勉強や部活などに多少忙しくはなるものの、時間はまだまだずっと無限にあるものだと考えていました。
そもそも「時間」について考えることさえありませんでした(みなさんもそうでしたよね?)。
でもやがて社会人になると、とたんに時間が足りなくなってきます。
毎日仕事で忙しく、休みの日にはぐったりと疲れて、いつまでも布団のなかに潜っていました。
40代50代にもなるとだんだんカラダも衰えてきて、病気になる人も増えてくるので、
わたしたちは必然的にやがて訪れる“死”を意識するようになってきます。
そしてある時ハッと気がつき、後悔するのです。
「あれ?時間ってもうほとんど残ってなくね…?」ってね。
時間というのは無限ではなく、有限です。
どんなお金持ちも権力者も、過ぎてしまった時間を巻き戻すことはできません。
そういった意味で時間は、お金持ちにも貧乏人にも、わたしにもあなたにも…
誰にでも平等にあたえられた、限りある貴重な資産なのですね。
そして「その時間をどう使うのか?」によってそのひとの人生は決まってしまうのです。
成功者はなぜ“時間にケチ”なのか?
「時間には限りがある」ということはご理解いただけたでしょうか?
成功者やお金持ち、そして世の中の優秀な人たちはみな「時間がいかに大切で貴重であるか」を理解しています。
だから彼らは時間に対してとても神経質だし、時間をムダにすることを嫌悪するのですね。
以下は、わたしがまだギリギリ20代だったころの話です。
新人マネージャーになったばかりのわたしは、会社の経営陣たちが出席する会議で、自チームの業績と今後の取り組みを報告することになりました。
こういう会議に慣れていないわたしは、自分の考えがまとまっていないままダラダラと報告をしてしまい、役員の1人から激しく怒られてしまったのです。
「貴重な時間をムダ(な報告)に使うな!」「この会議にいったいどれだけの金がかかっていると思ってるんだ!」と…。
たしかにお偉いさんのお給料を時給で計算すると、何万円にもなるでしょうね。
役員が何人も出席する会議であれば1時間に数十万円のお金がかかっている計算になります。怖いですね。
役員の時給の問題だけではありません。
わたしがムダにしたその60分という時間があれば、営業部長のAさんは取引先から1000万円の案件を受注できるかもしれません。
システム部統括のBさんなら、社員の労働時間を月に20%も削減できる企画をまとめられるかもしれません。
わたしはそういうチャンスや利益を潰してしまったのですね…。
時間とは、命そのものだ!
ちょっと話題を変えましょう。
あなたは「インベスターZ」というマンガをご存知でしょうか?
「ドラゴン桜」の著者としても有名な三田紀房さんが現在連載している“お金”のマンガです。
「インベスターZ」は過去の記事[ボクの貯金脳を刺激してくれた、おすすめ本&マンガ13選]でも紹介しているのでくわしくはご参照いただければと思うのですが、
※インベスターZ 10巻「崖か踏み台か」より
「時間とは、命よ。
労働者とは、自分の命を切り売りして生活する人のことを言うの。
言い方は冷酷だけど、労働者とはたとえばラットレースのラット。エサを吊るされて、カラカラと同じ所を一生駆け続けている。
資本家から与えられているエサとなる賃金をあてにして、車輪から抜け出せずにいると、
やがて時間はどんどん減っていき、いずれ生涯を車輪のなかだけで終えることになる。」
ここで言われているように、世の中の労働者の多くは“自分の限りある資産である時間(=命)”をちょっとずつ削りながら生きています。
自分の命を雇用主に差し出し、命を削った代償として毎月の給料を受け取っているのです。
しかし気づいたときには自分の時間(命)は残り少なくなっており、多くのひとはそのまま資本家に命を吸い尽くされてやがて死んでいきます。
悲しいですね…。
では、このような人生を送らないためには、どうしたら良いのでしょうか?
時間を何に投資するべきかを考えよう!
成功できる人と凡人のまま終わる人の違い、それは時間の使い方にあります。
成功できる人は“自分の未来のために時間を投資”しています。
わかりやすく例を使って説明しましょう。
ここにA君とB君という、おない年の若者がいます。
A君とB君はおなじ大学を卒業し、おなじ会社に就職した同期です。
A君は「安定した大企業に就職できてよかった!」と喜んでいましたが、B君は「いつか自分の好きなことで独立したいな!」という夢をもっていました。
A君が通勤電車のなかで居眠りしているとき、B君は専門書を読み漁ったり、気になる記事をクリップしたりして情報収集を怠りませんでした。
A君がスマホゲームで時間をつぶしているとき、B君は画期的なビジネスプランを思いつき、ノートに夢中でそのアイデアをメモしていました。
A君がほかの同期と居酒屋で会社のグチ大会を開いているとき、B君は知り合いのツテをつかってベンチャー企業の社長に自分の事業プランを相談する時間をつくっていました。
A君がソファに寝転がってバラエティ番組をながめているとき、B君はプログラミング教室に通い新しいサービスのプロトタイプを作っていました。
A君もB君も毎日仕事で忙しい毎日を送っていましたが、
B君はそのなかでも、ムダな時間はできる限り削減し、自分が勉強できる時間を少しでも増やせるように工夫を続けました。
…そして10年後。
A君とB君が勤めていた会社は大規模な個人情報の流出事故をきっかけに業績が大幅に悪化。
ついには外資系企業に買収され、その翌年には大々的なリストラが行なわれました。
A君は残念ながらリストラの対象となり、現在はなんとか再就職できたものの、年収は半分近くにまで減少してしまいました。
B君は情報漏洩事故のおこったタイミングで会社に見切りをつけ、いまはフリーランスながら会社員時代の3倍の収入を得ています。
…ちなみにこれ、筆者の大学時代の友人たちの話で(多少脚色はしていますが)実話です。
A君とB君のどちらの“時間の使い方”が正しかったのかは、一目瞭然ですよね。
念のため書いておきますが、別にB君が独立したから素晴らしいと言っているわけではありません。これはあくまで1つの例です。
B君のように時間を使い、自分の未来に投資する努力をしていれば、
たとえ会社の業績が悪化していなくても、たとえ独立できなくても、結果的にB君の人生は良い方向に向かっていたと思います。
少なくともA君よりはね。
編集後記
それは彼らが時間のもつ貴重な価値を理解し、1日のなかのちょっとした時間でもムダにしないように工夫して生きている証拠でもあります。
逆に貧乏人や仕事のできない人は、自分の時間に無関心で無頓着です。
でも、時間を大切にしないということは、自分の命をムダにしていることと同じなんですよね。
もし今回の記事で“時間の大切さ”に気づいた方は、今からでもギリギリ間に合うので…
ぜひ自分の時間(命)の使い方を見直してみてください。
1日1時間、1日30分でもいいので、自分の未来に時間を投資するために具体的な行動を起こしましょう。
その努力はいつかきっと実を結ぶはずです。
[文:Sancho]
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