さて、今回はちょっと切ない物語をご紹介しようと思います。
ある知人を通して知り合った、今年50歳になる男性のお話です。彼を仮に“N氏”と呼びましょう。
N氏はつい6~7年ほど前まで世界的な大手電機メーカーに勤め、誰もがうらやむような豊かな生活を送っていました。
ところがいま現在N氏は、ガソリンが切れた車の中で辛うじて雨風をしのぐ極貧生活を送っています。寒さと飢えで命の危険を感じながら、わずかな日銭を稼いで生きています。
いったい彼の人生に何が起こったのでしょうか?
今回は当サイトのテーマである“お金”と“将来への備え”に絡めて、彼の悲劇の半生をご紹介したいと思います。
順風満帆だったサラリーマン時代
私の名前はNと言います。
私は大学卒業後、新卒で某大手電機メーカーへと入社しました。
世界中の誰もがその名を知る、音楽プレーヤーやノートPCで一世を風靡した日本を代表するマンモス企業です。
両親が歳をとってから生まれたため、幼い頃から甘やかされて育った私は、
やっと自分自身の手で勝ちとった自立した暮らしに満足し、公私ともども充実した毎日を送っていました。
時はバブル末期からいよいよバブル崩壊の大不況を迎えようかという時代。
会社のお偉いさんたちは事あるごとに「危機感をもて!」と騒いでおりましたが…
会社の末端である私のような一般社員は、あまり真剣にその言葉を受けとることができずに、毎日のルーティンワークに忙殺されていました。
そんな中、私は2年遅れて入社してきた新入社員(のちの妻)と恋におち、3年ほどの社内恋愛を経て結婚をすることになりました。
部長にはイヤミを言われましたが…しっかりと乾杯の挨拶を引きうけてくれましたし、世に名だたる一流企業の社員にふさわしい、盛大で豪華な披露宴を行うことができました。
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都心の一等地にマンションを購入
出世こそ遅かった私ですが、年収は順調にあがり生活はとても豊かになりました。
32歳になる年には、ちょっと無理をして都心の一等地にマンションを購入。その後も貯金よりもまずは繰り上げ返済を優先し、後顧の憂を断つように努力してきました。
貯金はだいぶ減ってしまいましたが…まあ会社さえ潰れなければ貯金はまた貯めればいいと思っていたので、それほど不安ではありませんでした。
妻は子供が小学生にあがったらまた正社員で働きたいと言っていましたが、私は“妻を働きに出すなんて男として恥ずかしい”と考えていたので…
専業主婦でもいいじゃないかと説得し、妻は渋々それに従ったのでした。
まさかの業績悪化とリストラ
ちょうどそんな頃からだったでしょうか、私の勤めていた会社は業績悪化による人員削減を徐々に推し進めていました。
期待されていたいくつかの新分野からも事業を撤退させ、大規模な赤字決算が新聞を賑わすようになっていったのです。
しかし私たち正社員の面々は、まさか自分たちにまでその業績悪化の影響が及ぶとは考えていなかったため、
だんだんと数を減らしていく非正規雇用のメンバーの様子を、遠くから他人事のように眺めていたのです。
私だけではなく誰もが「やがて景気はよくなる。いつかは昔のような栄華を取り戻せる」と信じて疑いませんでした。
そう、あの日がやってくるまでは…。
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