お金をたくさん貯めるには、たくさんの時間がかかりますよね?
しかしどんなに貯金が苦手なひとでも、たった3ヶ月さえあれば“お金を貯める力”を手に入れることができます。
逆に言うと、周囲からうらやましがられる高収入のかたでも、“お金を貯める力”がないとお金は貯まりません。
このわたしもつい2~3年前までは、「貯金ゼロ」「借金(複数のローン)あり」「ブラックリスト化」というダメダメ人生を歩んでいました。
しかし一念発起してお金の勉強をすることで、いまでは人並み以上の貯金力を身につけることができました。家計はおおきく改善し、少しずつですが着実に貯金も増えていっています。
今回は、わたしが実践してきた“たった3ヶ月で貯金力をUPさせる9(+1)つのステップ”をご紹介いたします。
貯金が苦手なひとにほど読んでほしい内容になっていますので、ぜひ最後までお付き合いください。
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目次
1.お金の使い道をふり返ろう!
わたしたちが「お金を貯めよう!」「これからはちゃんと貯金しなきゃ!」…と考えたときに、まず最初にやるべきことは何でしょう?
それは“お金の使い道をふり返る”ことです。
自分がふだん何にいくらお金を使っているのか?つまり“支出の内訳”を知ることが必要です。
方法はいろいろありますが、家計簿をつけているひとであれば下記の「家計項目」の一覧をもとに、平均的な月の支出内訳をノートなどに書き出してみてください。
家計簿をつけていないひとは、だいたいで構いませんので頑張ってすべて埋めてみてください。
家計項目 | 金額 | 支出の割合 |
手取り収入 | 万円 | % |
食費 | 万円 | % |
住居費 | 万円 | % |
水道光熱費 | 万円 | % |
通信費 | 万円 | % |
保険料 | 万円 | % |
趣味・娯楽費 | 万円 | % |
被服費 | 万円 | % |
交際費 | 万円 | % |
日用品・雑費 | 万円 | % |
小遣い(夫婦計) | 万円 | % |
教育費 | 万円 | % |
その他 | 万円 | % |
貯蓄 | 万円 | % |
支出合計 | 万円 | 100% |
「支出の割合」の欄には、全支出の合計額(最下段)に対して、それぞれの項目が何%の割合なのかを計算して記入してみてください。
できましたか?これができたら次のステップへ進みましょう。
2.自分の弱点を知ろう!
ステップ1で「支出の内訳」を書きだしたら、次は「自分の弱点・クセはなにか?」「問題点はどこにあるのか?」を理解しましょう。
とは言っても、なにも判断材料がなくてはどこが問題点なのかなんて分かりませんよね…。
そんな時には「理想的な支出割合」を参考にしてみましょう。
ステップ1でそれぞれの支出割合を「%」で出してもらったかと思いますが、これが理想的な家計にくらべて多いのか?少ないのか?を見比べるのです。
理想値よりも支出割合が高い項目があなたの弱点であり、あなたの家計の問題点だということになります。
理想的な支出割合はそのご家庭の家族構成などによって違うので、下記の記事を参考にしてみてください。自分の家庭にもっとも近いものを選び見比べてみましょう。
夫婦2人の家計
夫婦と子供(小学生以下)の家計
夫婦と子供(中高生)の家計
単身(親と同居)の家計
単身(一人暮らし)の家計
上記を参考に、自分の家計はどの項目の割合が高いのか?支出をいくらに抑えれば理想形となるのか?をメモしておきましょう。
3.目標を立てよう!
問題点がわかったら次は「目標」を立てましょう。
ちなみに月の貯金額は“収入の2割”が理想です(もちろん家族構成などによっても違いますので前ステップを参照)。
この理想に近づけるために、家計の問題を解決していくのがわたしたちの当面の目的というわけですね。
たとえば、Aさんという人がいたとします。
[Aさん: 30歳男性、会社員、既婚]
●現在の収入: 35万円/月
●現在の支出: 33万円/月
●現在の月の貯金額: 2万円/月
●現在の貯蓄額: 500万円
このAさんが60歳までに3,000万円を貯めたいと考えた場合、単純計算では以下のように家計を改善しなくてはなりません。
●今後の支出: 28万円(-5万円)
●今後の月の貯金額: 7万円/月(+5万円)
実際にはお給料が上がったり、ボーナスや退職金が出たりするのでもうちょっと支出は増やしても良いかも知れませんが…
まあ逆に収入が減るパターンもありますし、子どもがいれば教育費もふくれあがってきますので、最低でも月の貯金7万円を死守すべし!ということですね。
このように、Aさんの場合は月々7万円ずつの貯金をおこない、60歳までに3,000万円の貯蓄をつくることが目標となります。
4.楽をして大きく節約しよう!
さて、ステップ3で立てた目標を実現させるためには、支出をおさえる(=節約する)必要がありますよね。
しかし食事を極端にケチったり、娯楽やショッピングに使うお金をゼロにしたり、冷房や暖房を使わなかったり…など我慢の多い節約は長くつづきません。
毎日節約のことばかり考えている生活はとても苦しいですし、ストレスが溜まります。
節約が辛くて途中でやめてしまったり、ストレスが元で浪費に走ってしまったり、身体をこわして病気になってしまったら元も子もないですよね。
しかもそんなツライ節約に限ってそれほど大きな効果もなく、ムダな努力で終わることが多いんですよね…。
なので、節約をする際には「我慢をする節約」ではなく「楽をして大きな節約効果を得る」ことが重要なポイントとなるわけです。
しかし楽をして大きく節約するなんて、そんな夢のようなことが実現可能なのでしょうか?
答えを先に言ってしまうと、これは「固定費の節約」によって実現することが可能です。
「固定費」とは、下記のような“毎月(ほぼ)おなじ金額を固定で支払う支出”のことを言います。
●住居費(家賃や住宅ローン)
●スマホや携帯電話、インターネット料金
●保険料の支払い
●タバコ・コーヒー・お酒などの嗜好品
●車のローン、駐車場代、ガソリン代
●外でのランチ、定例の飲み会など
●惰性でつづけている新聞や雑誌
●ATM手数料や振込手数料
●習い事やジムの費用
●ドリンクサーバーなどの定期購入
…などなど。
これらの固定費を小さくおさえたり、キレイさっぱりゼロにすることができれば、とても大きな節約効果を期待することができるのです。
毎日のように我慢や工夫をしなくてはならない食費などの節約にくらべ、これらの固定費はいったん見直してしまえば以降はずっと節約効果がつづきます。つまり楽ができるのです。
しかも固定費は月に数万円レベルの節約も可能なため、家計改善にあたえる影響はとても大きいと言えます。
もちろん人によっては「これは絶対に必要だ!」というものもあると思いますので、自分はどの固定を削ることができるのかをそれぞれが検討しなくてはなりません。
しかし時には、「思い切って車を売ってしまおう!」「家賃の安い部屋に引っ越そう!」「毎日1箱吸っていたタバコをやめよう!」…などの大きな決断も必要ですよ。
5.身を清めよう!
ここでいう身を清めるとは「借金やローンをきれいさっぱりゼロにする!」という意味です。
ローンやキャッシングなどはもちろんのこと、クレジットカードの分割払い、ボーナス払い、リボ払い、月々払い…などなど、言葉は違えどこれらはすべて借金です。
借金には一般的に15%ほどの金利がかけられており、一括で支払いをした場合にくらべて、恐ろしいほどに高い利息をよけいに支払わなくてはなりません。
これを毎月毎月支払っているのですから…借金やローンというものは、無駄以外のなにものでもないわけですね。
穴があいて水が漏れているバケツで水をすくっていても、効率が悪くて仕方がありません。
お買い物をするときは絶対に現金一括払いにする。もしすでに借金があるひとは、まずキレイさっぱりと完済してしまいましょう。それからお金を貯めた方が絶対に効率が良いからです。
(ただし唯一「住宅ローン」に関しては、団信があるため早期返済を急ぐ必要はありません。)
6.お給料日にやるべきこと!
お給料日にあなたがやるべきこと。それは「貯金の先取り」です。
給料が振り込まれたらまず最初に、毎月の貯金目標額を貯蓄用口座などに振り替えをおこないましょう。そして残ったお金を生活費にあてるように習慣づけるのです。
うまくお金が貯められないひとのほとんどは、この「貯金の先取り」をおこなわず、生活費の残りを貯金にあてようとします。
結果、お給料のほとんどを生活費やショッピングに使いきってしまい、お金がまったく貯まらないのです。
逆に言うと「貯金の先取り」さえしておけば、貯金を崩さない限り100%確実にお金は貯まっていきます。
とってもシンプルですが、これをやるかやらないかであなたの将来は大きく変わってしまうんですね。
また、お給料が振り込まれる前には次月の生活費の「予算」を決めておきましょう。
貯金の先取りをした残りのお金を、それぞれの家計項目にどう配分するのか…?
これが上手くいかないと、せっかく貯金にまわしたお金を取り崩すことになってしまいます。生活費の配分は慎重に、時間をかけて考えましょうね。
7.まずは1ヶ月やってみよう!
さて、「月の貯金目標」「最終的な貯蓄の目標」を立て、「貯金の先取り」を行ない、それぞれの「生活費の予算」を立てたら…
まずは1ヶ月、その目標通りの生活を死守してみてください。
大なり小なり今までの生活を変えるわけですから、苦しいこともあるかも知れませんが、まずは1ヶ月の我慢です。
もし、あまりにも厳しくて続けられそうにない…物理的にとても無理がある…などの問題点がわかったら、忘れずにメモを残しておいてください。
次のステップで必要になります。
8.結果を反省し次に活かそう!
1ヶ月が終了したら、必ずその結果をふり返って反省会をおこないましょう。
物理的に無理があったり、続けられる自信がないなどの問題点があれば、次月の予算を決める際に調整をおこないます。
ほかの項目から予算をもってきたり、貯金の目標自体を変えることも必要に応じておこなってください。
どうしても大きく支出を削らなくてはならない場合は、家賃や住宅ローンの金利を見直したり、保険を大幅に見直したり、車を売却したり…など、より一段踏み込んだ節約が必要になるかもしれませんね。
ただし、これらは一度にすべてを実行する必要はありません。毎月毎月くり返すなかで、ちょっとずつ改善をおこない理想の家計へと近づけていきましょう。
9.3ヶ月くり返してみよう!
このステップ1~8までの流れを、3ヶ月間くり返してみましょう。
3ヶ月が経つころには…きっとあなたは大きな変化を感じているはずです。お金が貯まる自信がわいてきているはずです。
自信がつくと、節約すること・お金を貯めることが楽しくなってきます。もっともっとお金を貯めたくなっているはずです。
楽しくなれば、さらに勉強や努力をしてみようというモチベーションにつながります。そして気がつくと…あなたは大きな財産を手に入れていることでしょう。
番外編|お金を殖やそう!もっと稼ごう!
お金を貯める力を手に入れたら、次はお金を殖やすこと(投資)や、収入源を増やすこと(副業や事業)にもチャレンジしてみてください。
お金を貯めることやお金が好きなことを、恥ずかしがったり卑しいと感じる必要はありません。それはとても尊いものです。
お金は幸せそのものではありませんが、あなたとあなたの家族を不安や不幸から守ることができるとっても大切な要素です。
堂々と胸を張ってひきつづき資産を築き、お金を殖やしていってくださいね。
[文:Sancho]
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