あなたは一生のうちにどのくらいの「保険料」を支払うかを知っていますか?
世の中の平均的な保険料(生命・医療・学資・自動車…など全合計)の支払額は、だいたい“世帯年収の10分の1ほど”と言われています。
つまり世帯年収500万円のご家庭であれば年間50万円(月々4万円強)、30年ではなんと1,500万円の保険料を支払う計算になるわけですね。
「保険料」は、マイホーム・教育費・老後資金とあわせて“人生の四大支出”のひとつとして数えられており、長期にわたって支払いが続くため家計への負担が重くなってしまいがちです。
しかし逆に言うと、この「保険料」を節約することができれば、家計は一気に楽になるとも言えますよね。
そこで今回は“保険を見直して大きな節約を実現しよう!”というお話をしようと思います。
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1.保険を1ヶ月分無料にする方法!
あなたは“1ヶ月分の保険料を無料にする方法”を知っていますか?じつは誰にでも簡単にできちゃう裏ワザがあるんです。
それは保険の「責任開始日」(保障がはじまる日)のトリックなんですが…ただしこれは新しく保険に加入する際にしか使えませんのでご注意を。
まず、あたらしく加入した保険の効力が発生する「責任開始日」は、“加入申込書” “健康診断結果” “初回の保険料の支払い”の3つがそろった時点と決められています。
また、保険料はかならず前払いなので料金を支払うのはつねに翌月の保険料です。
つまり他の2つの条件がそろっていれば“初回の保険料(翌月分)を支払った日”から保障がはじまるため、支払いをした当月の保険料は、お金を払わなくても保障の対象となるのです。
例えば、8/1に上記3点をそろえた場合は8/1から保障がはじまりますが、支払うべき保険料は9/1以降の分からです。
もし8/31にそろえた場合は8/31に保障がはじまり、9/1以降分の保険料を支払うわけです。
つまり、前者は後者にくらべて1ヶ月分の保険料を得するわけですね。
月4万円の保険に加入すると仮定した場合、そのすべてを上記の通り月初に加入すれば、たったこれだけで4万円も得するということです。
[むりやり試算:4万円/年の節約]
月の半ばからわざわざ翌月を待つ必要があるかどうかは疑問ですが…少なくとも月末に近いタイミングであれば、翌月まで待って入金するというのもありかも知れませんね。
2.年払いで保険料が10%OFF!
他の記事でも何度かご紹介していますが、保険料は月払いではなく「年払い」が鉄則です。
月払いというのは単純に分割払いなので割増料金になります。これを年払いにするだけで(もちろん保険によって違いますが)10%の節約になるのです。
長い期間で考えるとかなりの節約効果となりますね。
たとえば月4万円の保険に加入していれば、月払いでは年間50万円ほどの支払いが必要です。しかし年払いならこのうち1割(5万円)がお得になります。
もし30年間加入しすべてを年払いにしたら…総額150万円もお得になるわけです。
[むりやり試算:5万円/年の節約]
3.カード払いはもはや鉄板!
クレジットカードで支払いができる保険商品であれば、ポイントやマイルを効率よく貯めることができます。
長期にわたって支払いが続く保険では、たった数パーセントでも生涯で考えるとおおきな金額となります。
例えば、ポイント還元率1.5%のクレジットカードで月4万円ずつの保険料を支払う場合、年間7,200円、30年だと21.6万円のお得となります。
[むりやり試算:0.7万円/年の節約]
4.保険の死亡保障額を減らす!
みなさんは“最適な死亡保障額”がいくらだかご存じですか?
もちろん各ご家庭によってさまざまな事情があるため一概には言い切れませんが、一般的には下記のような計算式でもとめることが可能です。
必要な死亡保障額=
(年収×3年分)+(教育費1000万円×子どもの人数)-貯蓄・資産
つまり年収500万円(貯蓄500万円)で子ども1人の家庭では、(500×3)+(1000×1)-500=2,000万円の死亡保障額が必要ということになります。
この計算式であなたのご家庭の必要金額を算出し、いま加入している保険の死亡保障額(複数あればすべての保障の合計)と比較してみてください。
その結果、過剰な保障となっているようであれば一部を解約したり減額することで大幅な節約が可能となります。
もし、現在4万円の保険料を月に支払っているひとがその3割を節約できたとすると…年間15万円、30年で450万円の節約となります。
[むりやり試算:15万円/年の節約]
5.死亡後の収入・生活費はどうする?
ちなみになぜ[年収×3年分]なのかと言うと、残された遺族が安定的な仕事につくための猶予期間…ということだそうです。
もし3年をまたずとも安定収入を得ることができる場合や、現時点で生活に支障のない収入を得ているのであれば、必要な死亡保障額はもっと少なくなるということですね。
また、支払われる保険金や残された遺族が働いて得る給与収入などのほかにも、下記のような収入が見込まれます。
●国から支給される「遺族年金」
●企業からの「死亡退職金」「弔慰金」
●故人がのこした「貯蓄」「有価証券」
●配偶者の「老齢年金」ほか
これらの収入なども計算にいれて、死亡保障額を見直すようにしましょう。
6.こんな時は保障を減らすべき!
また、死亡保障額は以下のようなタイミングでも見直しをおこないましょう。
おなじ保険にずっと加入し続けることは、必ずしも得策ではありません。あなたの人生のイベントにあわせて順次見直しをおこなうことが大切なのです。
●住宅を購入&団信に加入
住宅ローンを組む際には、おおくの場合「団体信用生命保険(団信)」に加入することになります。
団信はその加入者が死亡した場合に、残りの住宅ローンがチャラになるという保険です。
つまり残された遺族はそれ以降、住宅の心配がなくなるということ。この点を考慮に入れ、いままで加入していた保険については死亡保障額を見直すようにしましょう。
●貯蓄が増えてきた時
あなたの資産に余裕ができれば、保険(とくに掛け捨て型)の必要性は薄れます。
掛け捨て型の保険は自力ではまかなえない万が一の出費にそなえるためのもので、万が一が起こらなければお金はムダになります。
貯蓄が増えて自力でまかなえる範囲が大きくなれば、その分の保険は減らしてしまって構わないのです。
●学資保険にも加入している時
学資保険にはおおくの場合、親の死亡保障がふくまれています。
学資保険の保障額と生命保険などの保障額を合計してみて、もし過剰な保障となっている場合は見直すべきですね。
この他にも、結婚or離婚・転職or離職・子どもの独立・独立&企業・年収の増加…などあらゆるライフイベントで保険の見直しが必要となります。
これらの見直しにより、現在4万円の保険料を月に支払っているひとが保険料の30%を節約できたとすると…年間15万円、30年で450万円の節約になります。
[むりやり試算:15万円/年の節約]
続く後編では、「貯金が200万円あれば医療保険はいらない!」「貯蓄型保険を解約するのもあり?」…など6つのトピックをご紹介します。
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