HOME > 読まないと損をする貯金&節約術 > 浪費を防ぐ!お店のトラップにはまらないお買い物テクニック(後編)
目次
「お店の罠」を逆手に取ろう
さて、前編ではお店側がしかけたさまざまな“お金を使わせるための罠”をご紹介しましたが、これらを見抜きお得に利用するにはどうすれば良いのでしょうか?
それはまず“お店側の思惑”をしっかりと理解し、「買って得する商品」と「買ったら損する商品」を見分けることが大切です。以下にそのポイントをご紹介しましょう。
「POPに何が書かれているか」に注目
「お一人様●●個まで」「今月のおすすめ」「大特価!」など
【見送りキーワード】
「当店のおすすめ」「売れてます!」「商品説明がやたら多い」「色褪せたPOP」「POPがない(値札のみ)」
「買いのキーワード」は安いことをアピールした客寄せ商品です。つまり“お得”だということ。
「見送りキーワード」は価格面ではアピールできないため、商品の特長などをアピールしています。もしくは長いあいだ価格変動がないものです。価格面と内容面、どちらも商品を買うための判断材料になりますが、もしあなたが“金銭面で得したい”と考えるならば、前者を選べば良いということです。
「先入れ先出し」に遠慮するな
「先入れ先出し」による商品陳列は、廃棄を減らしたいというお店側の勝手な都合です。しかし家族の健康をあずかるお母さん達にとっては、食品の鮮度はとても重要な問題ですよね。ちなみに、良心的なお店では「後入れ先出し」といって新しい商品を先に売るという嬉しい陳列をしているお店もあります。
すべての商品をゴソゴソと後ろから取るのはちょっとあさましい気もしますが、鮮度の気になる商品に関しては遠慮せずに。しっかりと消費期限をチェックしつつお買い物をしましょう。
「商品陳列のしくみ」を知ろう
商品の配置はだいたいどこのお店でも同じようなルールに従っています。商品カテゴリでいうと、大分類→中分類→小分類で分類され、同じカテゴリのものは固まって陳列されているはずです。
例えば、洗濯洗剤(大分類:通路に表示)→柔軟剤(中分類:棚に表示)→アロマ系柔軟剤(小分類)といった感じです。この小分類のなかでもメーカーや価格帯、PB商品(プライベートブランド|独自開発の商品)というように分かれて陳列されていると思います。また、棚のタテ(上下)は価格帯によって並べ分けているお店が多いようです。上(高価)→下(安価)といった感じです。
そして、面白いのがPB商品の並べ方。PB商品はNB商品(ナショナルブランド|メーカー商品)の”右側”に置かれていることが多いです。なぜ”右側”なのか分かりますか?それは、日本人の多くが「右利き」だからです。PB商品は自社開発のため、NB商品にくらべてお店側に入る利益が大きく、そのため少しでも取りやすい”右側”に陳列されていることが多いというわけです。
このようにお店側の陳列方法を知っておくことで、お店が何を売りたいのか?何を狙っているのか?が分かるようになります。つまり、安いだけの粗悪品や、お店側に都合の良いだけの商品を買わされてしまうことを防ぐことができます。
「ついで買い」には気をつけよう
スポット展開、つまり“ついで買い”を狙った商品には注意しましょう。
人間は高い買い物をした後には、安い買い物には気がまわらず油断してしまい、ついついムダなものまで買ってしまうという習性があります。買い物の後半にスポット(カゴ)展開してある商品や、レジ前に並べられた小物についても、最後までしっかりと“これは買うべきなのか?”を考えてから買い物カゴに入れるようにしましょう。
「数量限定品」はトータルで考えよう
激安店でよく見かけるこの「お一人様○○個まで」の文句。前編でも書いた通り、これらのほとんどは “赤字覚悟の集客用の商品“であって、お店側は他の利益率の高い商品を一緒に買ってもらうことで利益を確保するわけです。なのでこれらの“数量限定商品”をチラシなどで見かけたときは、不用意に飛びつくのではなく、そのお店でする“お買い物全体”をトータルで考えて、それでも損をしない買い物をするように注意すべきですね。
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まだまだある!浪費を防ぐお買い物のコツ
注意すべきお店の罠は他にもたくさんあります。その一部を簡単にまとめておきましょう。
浪費をしたくない時は逆回りに
前編で説明したように、だいたいのお店は滞在時間を長くするように“左まわり”に設計されていたり、購買意欲を高めるため入口に色鮮やかなフルーツや野菜などを並べていることが多いです。これを防ぐためにはどうすれば良いでしょうか?…そうです。逆まわりにすれば良いだけです。
実際に逆まわりをしてみると、妙にそわそわして落ち着かない気持ちになると思います。ただしいつも逆まわりをしていると慣れてきてしますので、今日はムダ使いをしないぞ!という日には“逆まわり”を試してみてください。
商品を触らない
人間は商品を触ってしまうと、購買意欲が高まってしまうという習性をもっています。ムダ使いを減らしたいのであれば、買うと決めたもの以外は商品を触らないように買い物をしましょう。
買い物カゴをもたない
消費心理的に、買い物カゴをもたない人よりも持った人の方が購買意欲が高まる傾向にあるようです。そのためスパーやコンビニの多くは、入口だけでなく店舗の複数の場所に買い物カゴを設置しています。浪費を減らすためには、買い物カゴを持たないようにするというのも一つのコツです。
いかがでしたでしょうか?
お店がどんな戦略で客を呼び込み、いかに購入につなげようとしてるのか?を理解することができれば、ムダな浪費やついで買いを減らすことができるはずです。今回の記事を参考に、ぜひ日々の家計改善に役立ててみてくださいね。
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