みなさんは「独身貴族」という言葉を知っていますか?
独身貴族とは結婚をせずにお金も時間も自分ひとりのために自由につかえる独身者のことです。
家族を養うことも、広い家に住むことも、子供の教育費も必要ないので、
ファッション・美容・海外旅行・グルメなど、自分の好きなことや趣味のためにたっぷりと時間とお金をそそぎこむことができます。
その優雅で気ままな暮らしっぷりから、揶揄の意味もこめて「独身貴族」とよばれているのですね。
一見すると優雅で気楽にみえる独身貴族の生活ですが…
はたして実情はどうなのでしょうか? そのまま無事に老後を過ごすことができるのでしょうか?
今回は、この独身貴族の貯金と老後の問題について考えてみたいと思います。
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目次
「独身貴族」は年々増え続けている
上記のグラフは生涯独身率(50歳の時点で未婚であるひとの割合。生涯未婚率ともいう)の推移をあらわしたものです。
総務省統計局の国勢調査などのデータをもとに、筆者が算出し作成したグラフですが、
これを見ると、2015年の未婚率は男性で23%(およそ4人に1人)、女性で14%(およそ7人に1人)になっています。
結婚をしない生き方というのは(なにかしらの事情で結婚したくてもできない場合もふくめて)あたりまえの世の中になってきたということでしょうね。
しかしこの生涯独身の4独身貴族の方たちの将来は、実はちょっぴり怖~いことになってしまうんです…。
「独身貴族」は本当に優雅で気楽か?
未婚で子供もいない気ままな一人暮らし。
独身貴族は自分のお給料をすべて自分の好きなように使えますし、お金のかかる子供もいません。
(ちなみ子供の教育費は1人1000万円~2000万円かかるといわれています。)
住居も自分1人が住むスペースで良いわけですから、広さを確保する必要もありません。
日々の生活で多少の贅沢をしたとしても、金銭的には余裕のある状態をキープできると思います。
これだけ聞くと、独身貴族の方はとても優雅で贅沢な生活をおくれるような気がしますよね。
でも、この生活ってずっと続けられるものなのでしょうか?
自分の稼いだお金はすべて自分で使えるというメリットがある反面、逆にいえば頼れるのは自分と自分のお金だけということになります。
仮に、独身貴族の方が病気・ケガなどで働けなくなった場合のことを考えてみましょう。
「独身貴族」の現役時代のリスク、そして老後の不安とは?
例えば、足を骨折してしまった場合はどうでしょうか。
既婚者であればパートナー(妻や夫)に車で送ってもらうこともできますし、買い物や家事なども助けてもらうことができるはずです。
しかし独身貴族の場合はタクシーで移動したり、割高な宅配サービスを使ったり、症状によっては家事や日常的な作業さえもままならないこともあります。
これらを解決するためには、それなりの“出費”が必要となりますよね。
さらに大きな病気で長期間仕事を休むことになる場合や、勤めている会社の急な倒産、リストラになる可能性もゼロではありません。
もちろん公的な給付金や保険などである程度のカバーは可能ですが、
100%の収入が保障されるわけではありませんので、長引けば生活レベルを落とす必要がでてきます。
もし既婚者であればパートナーが働いて収入を得ることができるので、
保険などと組み合わせれば現状の生活レベルを維持したまま生活することも可能なはずです。
また、定年後に無収入になった場合はどうでしょうか?
年金以外の収入がないなか、若いころよりも格段に病気など健康面のリスクは大きくなってきますし、
介護や老人ホーム、そして死んだ後のことも考えなくてはなりません。
このように、老後におきてくる様々な問題においてそれなりの大金が必要になってきます。
頼りの年金にしても、夫婦暮らしであれば2人分の年金がもらえますが、独身貴族は1人分の年金のみです。
そうです。この「老後」こそが独身貴族にとっての最大のリスクとなるのです。
「独身貴族」に必要な貯金額は?
では、独身貴族の方は定年までにいくら貯金が必要なのでしょうか?
ほんの一例ではありますが、独身貴族の方が仮に70歳で介護が必要になり、介護付き有料老人ホームへ入所した場合を想定してみましょう。
これってパッと見ただけでもアウトですね…。
独身貴族の方が、もし定年までに3000万円の貯金を貯めることができたとしても、老人ホームの初期費用で1/3を消費してしまいます。
残りの2000万円の貯金で老人ホームの月額費用とそれ以外のさまざまな諸費用をまかなうと考えると… たぶん10年も持たないでしょう。
ちょっと暗~い話になってきちゃいましたが…
しかし私はなにも「独身貴族の老後が絶望的だ!」と言いたいわけではありません。
リスクを把握してしっかりと老後への対策さえおこなっておけば、
既婚者にくらべて支出が少なくおさえられる独身貴族は、逆に老後に有利とも言えるのです。
次章以降では、独身貴族の各年代ごとの家計を具体的にシミュレーションしていきたいと思います。
「独身貴族」の家計を年代ごとにシミュレーション
将来のことを考えるとちょっぴり不安な独身貴族の老後とお金ですが、リスクを回避する手だてはあるのでしょうか?
「現役時代」と「定年後」の2つに分けて、それぞれシミュレーションしていきたいと思います。
独身貴族Y田さん(30歳時点)の家計
わかりやすくイメージできるように、独身貴族であるY田さん(仮名・30歳男性・賃貸マンションに一人暮らし)の人生を例にみていきましょう。
給与(手取り) | 25万円/月 |
---|---|
ボーナス(手取り) | 50万円/年 |
家賃 | 7万円/月 |
食費 | 3万円/月 |
雑費 | 1万円/月 |
電気・ガス | 1万円/月 |
水道 | 0.5万円/月 |
通信費 | 2万円/月 |
小遣い | 5万円/月 |
貯金 | 5.5万円/月 |
年間貯金額 | 116万円/年 |
収入は手取り25万円と決して多くありませんが、賃貸マンションは独身むけの物件なのでそれほど高額ではなく、
食費も独身貴族だからといって贅沢三昧をせずに低くおさえられているため、毎月しっかりと貯金ができています。
独身貴族Y田さん(35歳時点)の家計
5年後、Y田さんは独身貴族のまま35歳をむかえました。
給与(手取り) | 28万円/月 |
---|---|
ボーナス(手取り) | 60万円/年 |
住宅ローン | 8万円/月 |
修繕積立・管理費 | 3.5万円/月 |
食費 | 3万円/月 |
雑費 | 1万円/月 |
電気・ガス | 1万円/月 |
水道 | 0.5万円/月 |
通信費 | 2万円/月 |
小遣い | 5万円/月 |
貯金 | 4万円/月 |
年間貯金額 | 108万円/年 |
一人暮らし用のマンションをローンで購入(返済完了は65歳)しましたが、ファミリータイプほど高額ではないため、
住宅ローン自体は今までの賃貸の家賃とそれほど大きくは変わりません。
さらに、昇給もあり手取り額が増えているため、生活水準はキープできています。
独身貴族Y田さん(45歳時点)の家計
さらに10年の月日が流れ、Y田さんも独身貴族のまま45歳になりました。
給与(手取り) | 35万円/月 |
---|---|
ボーナス(手取り) | 70万円/年 |
住宅ローン | 8万円/月 |
修繕積立・管理費 | 3.5万円/月 |
食費 | 3万円/月 |
雑費 | 1万円/月 |
電気・ガス | 1万円/月 |
水道 | 0.5万円/月 |
通信費 | 2万円/月 |
小遣い | 7万円/月 |
貯金 | 9万円/月 |
年間貯金額 | 178万円/年 |
40代といえば、仕事においては会社の中核をになっている世代です。
収入も着実に増えていますが、Y田さんは独身貴族だからといって贅沢な生活をしない堅実な生活を心がけているため、
生活費の支出は30代のころとほぼ変わらないレベルをキープできています。
そのため、この時期にはシングルインカムにもかかわらず年間200万円近い貯金ができています。
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独身貴族Y田さん(55歳時点)の家計
さらに10年の月日が経過しました。独身貴族のY田さんももう55歳です。
給与(手取り) | 30万円/月 |
---|---|
ボーナス(手取り) | 60万円/年 |
住宅ローン | 8万円/月 |
修繕積立・管理費 | 3.5万円/月 |
食費 | 3万円/月 |
雑費 | 1万円/月 |
電気・ガス | 1万円/月 |
水道 | 0.5万円/月 |
通信費 | 2万円/月 |
小遣い | 7万円/月 |
貯金 | 4万円/月 |
年間貯金額 | 108万円/年 |
Y田さんは55歳で役職定年となりました。
(通常の定年とは別に、一定の年齢に達すると役職から降り、平社員・契約社員等となる制度。企業によって有無・内容に違いがある)
年収が下がり、毎月の貯金額も一気に減ってしまうことに。
以降、60歳に定年をむかえるまでの5年間の貯金額は、年間108万円となります。
独身貴族Y田さん(60歳定年)までの貯金額は?
Y田さんもとうとう独身貴族のまま60歳、定年をむかえました。
Y田さんが30~60歳までに貯めた貯金額を合計してみましょう。




上記をすべて合計すると3980万円となり、実に4000万円近い貯金ができたことになります。
(実際には50代になりたての頃にガンをわずらい、数年間は治療や入退院をしながら働いていたのでこの計算どおりにはいかなかったのですが…
Y田さんの会社では退職金のかわりに401K、つまり「確定拠出年金」を導入しており、資産運用も堅実におこなっていたため、
最終的にはシミュレーションどおり約4000万円の資産を作ることができました。)
しかしこれは、Y田さんが「独身貴族」という経済的に余裕がある状況にも油断することなく、
毎月しっかりと貯金や資産運用をつづけてきた結果であることを忘れてはいけません。
独身貴族にとって本当に怖いのは「定年後」なので、仕事を現役でバリバリとこなせる若い時代にこそ、
贅沢はほどほどにして、着実に貯金や資産運用を積み重ねていくことが必要なのですね。
次章からは「独身貴族の老後」について、ひきつづきY田さんの家計を例にみていきたいと思います。
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「独身貴族」の老後をシミュレーション
独身貴族のY田さんは長年勤めていた会社を60歳で定年退職し、いよいよ「老後」という第2の人生を歩みはじめます。
独身貴族Y田さんの老後(60~65歳)
60歳時点で定年をむかえた独身貴族のY田さんでしたが、
「雇用延長制度」をつかい65歳まではグループ会社の事務作業スタッフとして働くことにしました。
給与(手取り) | 21.5万円/月 |
---|---|
ボーナス(手取り) | 20万円/年 |
住宅ローン | 8万円/月 |
修繕積立・管理費 | 3.5万円/月 |
食費 | 2.5万円/月 |
雑費 | 1万円/月 |
電気・ガス | 1万円/月 |
水道 | 0.5万円/月 |
通信費 | 1.5万円/月 |
小遣い | 5万円/月 |
貯金 | ▲1.5万円/月 |
年間貯金額 | 0万円/年 |
※月のマイナスはボーナスで補てん
定年後も「雇用延長制度」を利用すれば、生活水準をある程度は維持することが可能だと思います。
(ただし給与が減る、ボーナスが支給されないなどの雇用条件変更の可能性があるので注意)
貯金を増やすことはできませんが、収支±0円で赤字家計にはなりません。
独身貴族Y田さんの老後(65~70歳)
そして5年後、独身貴族のY田さんは65歳。雇用延長制度の期間も終了し無収入になりました。
(年金制度が変わり70歳からの受給になったため収入はゼロです。 ※年金の受給開始年齢の変更は筆者予想)
しかし、住宅ローンは完済したのでそのぶん支出は大きく減ります。
給与(手取り) | 0万円/月 |
---|---|
住宅ローン | 0円(完済) |
修繕積立・管理費 | 3.5万円/月 |
食費 | 2.5万円/月 |
雑費 | 1万円/月 |
電気・ガス | 1万円/月 |
水道 | 0.5万円/月 |
通信費 | 1万円/月 |
小遣い | 5万円/月 |
貯金 | ▲15.5万円/月 |
年間収支 | ▲186万円/年 |
Y田さんは65歳にしてとうとう年間収支が赤字になってしまいました。
赤字額は年▲186万円、5年間で▲930万円です。
しかしY田さんはこれまでに4000万円の貯金を残しているので、この程度の赤字であれば充分に貯金でまかなえてしまいます。
独身貴族Y田さんの老後(70歳以降)
独身貴族のY田さんは70歳をむかえ、貯金残高は3000万円強まで減ってしまいました。
しかし70歳にしてようやく年金の受給がはじまったため、収入がふたたび入るように。
(もっとも、年金受給額は現役時代に想像していたよりもだいぶ少なかったですが…)
年金収入(手取り) | 13万円/月 |
---|---|
住宅ローン | 0円(完済) |
修繕積立・管理費 | 3.5万円/月 |
食費 | 2.5万円/月 |
雑費 | 1万円/月 |
電気・ガス | 1万円/月 |
水道 | 0.5万円/月 |
通信費 | 1万円/月 |
小遣い | 5万円/月 |
医療費 | 1万円/月 |
貯金 | ▲2.5万円/月 |
年間収支 | ▲30万円/年 |
ようやく受給がはじまった年金は月13万円ほどと、予想にくらべてだいぶ少なくなりました。
ちょっぴり予定は狂いましたが… 年間の収支は▲30万円ほどにおさまっているので、これなら後100年生きてもお金が不足することはありません。
独身貴族のY田さんはとうとう80歳に。
そろそろ1人で暮らすことに限界を感じてきたY田さんは、医療施設とヘルパー施設が併設された高齢者向けのリゾートマンションを購入することにしました。
結果的に残りの資産をほぼすべて使いきってしまいましたが…
たくさんの気の合う友人たちに囲まれながら何不自由なく90歳まで生き、Y田さんは天寿を全うしました。
「独身貴族」に潜む落とし穴とは…?
さて、生涯未婚をつらぬいた“独身貴族 Y田さん”の人生は参考になりましたでしょうか?
「老後にリスクが!…とか言っていた割にはぜんぜん余裕じゃないか」と思われている方もいらっしゃると思います。
しかし注意していただきたいのは、今回のY田さんのシミュレーション例は、あくまで下記のような好条件がそろった“理想的なパターン”であるという点です。








…いかがでしょう?
これらの良い条件がそろう確率は、いったいどのくらいなのでしょうか。けっして高くはないと思いますよ。
とくに健康面・雇用面などは自分でコントロールすることが難しく、運にも左右されると思います。
勤め先についても、日本を代表する大企業でさえ業績悪化で大量解雇が珍しくない時代ですので、絶対に安心!なんてことはあり得ないと思います。
次章(最終章)では、これら「独身貴族」が陥りやすい落とし穴について、より詳しく見ていきたいと思います。
「独身貴族」におけるリスクと解決策
最終章では独身・一人暮らしだからこそ陥りやすいさまざまなリスクや問題点をピックアップし、
それぞれに対する解決策についてを考えてみようと思います。
独身貴族のリスク① 現役時代の病気・大ケガ
独身貴族の方がもっとも注意したいのが「病気・ケガ」です。
家族がいれば、寝込んでいて動けない状態のあなたを看病をしてくれるでしょう。食事も時間になれば作ってくれます。
さらには洗濯などの家事、病院までの送迎など、家族であれば無償でやってくれるはずです。
しかし、もし一緒に住む身内のいない独身貴族だとどうでしょう?
上記のことを他人にお願いするとなると、そのすべてにお金が発生してしまいます。
例えば、骨折など自由に動けない大ケガをしてしまったら、病院までの移動もタクシーを使ったりと、決して安くないお金がかかってきます。
買い物や家事も自由にこなせませんので、宅配サービスやヘルパーさんにお願いする必要がでてきます。
また、働けないあいだの収入面も心配です。
既婚の方であれば、夫が病気にたおれても最悪妻が働きにでることも可能です。
しかし、独身貴族の場合は働けないあいだは収入がゼロになるか、(なんらかの補償や救済制度があったとしても)収入は大きく目減りしてしまいます。
独身貴族のリスク② 定年後の病気・大ケガ
若いころにいくら健康であったとしても、歳をとると持病の一つや二つをもっているのが当たり前になります。
もし介護が必要な大病や大ケガをしてしまった場合、身寄りのない独身貴族は「介護付き有料老人ホーム」へ入所することになると思います。
施設にもよりますが初期費用は1000万円くらいの物件も少なくありません。
さらに毎月のランニングコストとして30万円程度のお金が必要となります。
現役時代に5000万円の貯金を貯めたとしても、たったの10年で使い果たしてしまう計算になります。
健康というのは他の何にも勝るもっとも大切な要素と言えますね。
独身貴族のリスク③ 賃貸に住み続ける
これはとくに独身貴族に限ったリスクではありませんが…
もし収入面などなにかしらの理由で「持ち家(マイホーム)」をあきらめた場合はどうなるでしょうか?
持ち家であれば、住宅ローンを完済してしまえば(修繕費などは発生するものの)それ以上のお金は必要ありません。
逆に賃貸に住み続けた場合は、生きている限り永久的に住居費がかかり続けることになります。
頼みの綱となる「年金」ですが、実は年金のなかには住宅費がふくまれていない(マイホームを購入し住宅ローンを完済するのが前提となっている)ため、
年金のなかから家賃をはらい続けることはとても厳しいはずです。
独身貴族は一人分の年金しかもらえませんので、なおさらですね。
独身貴族のリスク④ 住宅ローンを定年までに完済できない
がんばって持ち家を購入した場合でも、もし定年をむかえるまでに住宅ローンを完済できなかったら、
金銭的な負担てしては賃貸に住み続けるのとおなじ状態になってしまいます。
つまり、老後に収入が激減してしまったなかでローンを払い続けなくてはならないという状況です。
住宅ローンは収入が途絶える定年のタイミング(60歳か、継続雇用を利用する場合は65歳までに)完済してしまうのが基本です。
独身貴族のリスク⑤ 精神疾患を患ってしまった
身体的な病気ももちろん怖いですが、意外と見落としがちなのが「うつ病」などの精神疾患です。
精神疾患になる可能性はわれわれの想像以上に高く、最近の調査では日本でも約10人に1人がうつ病にかかるという統計データがあります。
こうした精神疾患は長期療養が必要となる場合も多く、実は精神疾患を補償していない医療保険も多いため、
とくに収入源が一つしかない独身貴族にとっては意外と怖いトラブルなのです。
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独身貴族のリスク⑥ 雇用延長しなかった/想定よりも収入が減った
体調などの健康面から雇用を延長しなかった場合はどうでしょう?
60歳から65歳まで(このままいくとおそらく70歳まで)の期間は年金が入らないため、雇用延長を利用しない場合は収入がゼロになります。
そうすると貯金を食い潰すしか生きる手段がなくなってしまいますよね。
また雇用延長した場合であっても、予定より収入が大幅に減少する可能性もあるので注意が必要です。
独身貴族のリスク⑦ 倒産・リストラ・転職
たとえ、誰もが名を知る大企業に勤めていたとしても油断は禁物です。
直近でも、世界的な企業が大幅な業績悪化でリストラを敢行している例は少なくありません。
運よく再就職できたとしても、今までの収入を維持できるとは限りませんよね。
なにかあった時に慌てないためにも、資産運用や副業などで複数の収入源を確保し、リスクヘッジをおこなっておきましょう。
独身貴族のリスク⑧ 住居が住めない状態に
購入した自宅が予想よりも早く住めない状態になってしまった場合も怖いですよね。
地震や火災、津波などの天災のほかにも、経年劣化・老朽化により大幅なリフォームや建てかえ、
場合によっては取り壊しが必要な可能性もあります。
国交省のデータによると、木造住宅の寿命は27年~30年、マンションでも37年となっています。
(ただしこのデータは「取り壊し・解体された住居の築年数」から算出されているので本来の建物の寿命とは異なりますが)
外壁塗装や防水、水回りの補修など、メンテナンスをしっかりと行うことで、最低限自分が住んでいるうちは大きなトラブルなく安心して暮らせるようにしたいですね。
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