HOME > はじめての家計管理 > 共働きの怖~い話。其の3
さて、前回の記事(共働きの怖~い話。其の2)では、DINKS家庭に子供が産まれた場合の家計についてシミュレーションしてみました。
今回はさらに第二子が産まれた場合を考えてみましょう。
さらに第二子を懐妊!家計はどうなる?
市村さん夫妻は、第一子の出産までに貯蓄した250万円を維持しつつ、第一子が3歳になる頃には更に100万円を上乗せできました。これで貯蓄の総額は350万円になっています。
そんな折り、妻が第二子を懐妊しました。
再び妻が産休・育休に入り収入は減少。貯金から出産費用などを支払い、貯蓄総額は300万円に減りました。
[第二子が誕生]
夫(36歳) | 手取り27万円 |
妻(32歳) | 手取り10万円 |
児童手当 (3歳) | 1万円 |
児童手当 (0歳) | 1.5万円 |
収入合計 | 39.5万円 |
住宅費 | 12万円 |
食費 | 5万円 |
保育園代 | 3万円 |
おむつ代 | 1.5万円 |
その他育児費 | 2万円 |
雑費 | 2万円 |
電気・ガス | 2万円 |
水道 | 1万円 |
通信費 | 2万円 |
車両費 | 3万円 |
小遣い(夫) | 4万円 |
小遣い(妻) | 2万円 |
保険料 | 5万円 |
貯蓄 | ▲5万円 |
家族も増えたので、広めの家にお引越し(住宅費10万円→12万円)もしました。 もろもろの支出がちょっとづつ増額になり、さらに学資保険が追加になりました。
・・・はい、完全に赤字家計ですね。 このシミュレーションだと毎月5万円のマイナスとなります。
年間では60万円の赤字となり、もし賞与(ボーナス等)が無ければ、現在の貯蓄300万円を5年間で喰い潰してしまいます。
このような家計を「自転車操業家計」と呼び、賞与でなんとかやり過ごしてる状態です。
共働き&子供あり家庭の落とし穴とは?
上記のような自転車操業の家計となっている家庭は、実は意外に多いのです。
しかし、ごく普通の生活を送り貯蓄も順調に積み上げてきたはずなのに…なぜこんな苦しい状況になってしまったのでしょうか?
実は、この家庭に潜む落とし穴は「生活に余裕がある期間に貯蓄をしなかったこと」なのです。
では、現在DINKS(子供のいない夫婦共働き)家庭のがこのような状況に陥らないためには、一体どうすれば良いのでしょうか?以下にそのポイントを挙げてみました。
●第一子の誕生までに、可能な限りの「貯蓄」をしておく
●住宅費の軽減(広くて安い郊外への引越しなど)を考える
●いざとなったらマイカーの所有を見直す
最も重要なのは、「人生の3大貯蓄期」にも数えられる子供が産まれるまでの期間に、できる限り多くの貯金を積み上げておくことです。
いざとなったら多少の利便性を犠牲にしてでも、引越しを考えたり、車を手放したりなどの決断も必要ですね。
景気が回復してきていると言えども高度成長期ほどの上昇は期待できませんので、賞与(ボーナスなど)は貰えたり貰えなかったりの方が多いことでしょう。
大手の企業であっても急激に業績が悪化し、転職を余儀なくされる可能性もゼロではありません。
[文:Sancho]
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