HOME > はじめての家計管理 > 共働きの怖~い話。其の2
前回の記事(共働きの、怖~い話。其の1)では、DINKS(共働き夫婦)家庭の家計・収支管理の話をしました。
今回は、そんな共働き夫婦に子供ができた場合を見ていきましょう。
共働きの二人に、めでたく第一子が誕生!
前回ご紹介した市村さん(手取り収入の合計:45万円)に子供が1人できた場合、家計・収支にはどのような変化があるのでしょうか?
生活も安定し幸せな月日が流れ、めでたく第一子を妊娠。現在は妊娠3ヶ月、あと7ヶ月ほどで待望のご対面です。
前回の記事でご提案させていただいた家計簿の通り、しっかり毎月の貯金14万円を実践できており、貯蓄の総額は200万円になっています。
残り6ヶ月は今まで通り貯金を行い、それ以降は産休と育休に入る予定です。このまま行けば、産休に入る6ヶ月後には貯蓄は更に増えて250万円ほどになっているはずです。
しかし、ここで一つ問題が!
当然ながら、育休に入ると妻の収入は今までの約半分になってしまいます。
【6ヶ月後の家計】
夫(32歳) | 手取り25万円 |
妻(28歳) | 手取り10万円 |
児童手当 | 1.5万円 |
住宅費 | 10万円 |
食費 | 4万円 |
おむつ代 | 1万円 |
その他育児費 | 1万円 |
雑費 | 1万円 |
電気・ガス | 2万円 |
水道 | 1万円 |
通信費 | 2万円 |
車両費 | 3万円 |
小遣い(夫) | 4万円 |
小遣い(妻) | 2万円 |
保険料 | 3万円 |
貯蓄 | 2.5万円 |
上記のシミュレーションは「学資保険」と「生命保険」に加入し、さらに産休・育休に入った妻の小遣いを半額にできることが条件となります。
月の貯蓄は14万円→2.5万円と、DINKS時代と比べ約6分の1になってしまいます。子供ができると一気に貯蓄できる金額が少なくなりますね…。
育休が明ける頃にはさらに大変?
子供の誕生から1年が過ぎ、いよいよ妻が職場に復帰します。
しかし保育園の時間延長ができなかったため、妻は時短勤務となり元の給料額には戻りません。
[出産から1年後の家計]
夫(33歳) | 手取り25万円 |
妻(29歳) | 手取り15万円 |
児童手当 | 1.5万円 |
住宅費 | 10万円 |
食費 | 4万円 |
保育園代 | 4万円 |
おむつ代 | 1万円 |
その他育児費 | 1万円 |
雑費 | 1万円 |
電気・ガス | 2万円 |
水道 | 1万円 |
通信費 | 2万円 |
車両費 | 3万円 |
小遣い(夫) | 4万円 |
小遣い(妻) | 4万円 |
保険料 | 3万円 |
貯蓄 | 1.5万円 |
なんと・・・世帯収入が40万円もあるのに、毎月の貯蓄額は1.5万円です。
産休・育休中よりも収入が減ってしまうのです。しかもシミュレーションの段階で黒字1.5万円という余裕のない家計ですから、実際には赤字になってしまう月も多くなると思われます。
その後なんとか時短勤務が解除でき、妻の収入を20万円まで戻せたとしても、子供を習い事などに通わせる費用を考えると、収入が増えた分そのまま支出も増えるため、経済的に苦しい状況が続くのです。
さて次回は(共働きの怖~い話。其の3)、市村さん夫婦に第二子が産まれた場合をシミュレーションしてみましょう。
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