HOME > はじめての家計管理 > 共働きの怖~い話。其の1
一見すると収入が多く、家計にも余裕がありそうな「共働き家庭」。
しかし世帯収入はあっても、肝心な「貯蓄」ができていない家庭が意外と多いのです。
なぜそのような状況に陥ってしまうのでしょうか?
今回は、共働き家庭の家計管理についてのちょっぴり怖~いお話をしたいと思います。
共働き子供なし夫婦(DINKS)がおちいる意外な落とし穴
「DINKS(ディンクス)」とは“ダブル・インカム・ノー・キッズ”の略で、夫婦共働きで収入源が2つあり、かつ子供もいない家庭、またはその状態のことを指します。
新婚まだ間もないこの時期は、お互いに独身時代のお金の使いかたを引きずっていることが多く、「お財布(=お金の管理)を別々にしている」家庭が少なくないようです。
実は、その“財布は別々”の状態が、後々ボディブローのようにじわじわと効いてくるのです。
では実際にとある共働き夫婦の例を参考に見てみましょう。下記のような収入がある市村さん(仮)という夫婦がいるとします。
【市村さん夫妻の収入】
夫(32歳)… 手取り25万円
妻(28歳)… 手取り20万円
夫妻の世帯収入は45万円となり、すごく裕福というわけではないですが生活に困ることがない充分な収入を得ています。
しかし市村さん夫妻の毎月の貯金額はたった3万円。この収入にしては少な過ぎると言わざるを得ません。なぜ3万円しか貯金ができないのでしょうか?
それは、“財布(=お金の管理)が別々なため、お互いに「使途不明金」が多くなっているから”です。使途不明金とは、何に使っているか分からない、無意識な浪費のことを指します。
夫婦それぞれが、結婚前の独身時代と同じ感覚でお金を使ってしまっているため、お金の管理がルーズになっており、ついつい貯金すべきお金まで浪費してしまっているのです。
DINKS期間中に、可能な限り多くの貯蓄をすべし!
DINKS(共働きで子供がいない)時代は、子供の教育費・養育費がかからず、また子供のために使う時間を仕事に充てられるため、比較的夫婦共に収入が多くなり生活が安定します。
このちょっぴり余裕のある生活に安心して貯蓄をしないまま過ごしてしまうと、のちのち子供ができた際にとっても後悔することになります。
実は、この「独身時代~結婚して子供ができるまで」の期間は、人生で最も貯蓄・資産を蓄えやすい時期と言われており、この時期を逃してしまうと次は子供が独立して老後をむかえる時期までは、資産形成にとっては苦しい時代が長く続きます。
つまり、DINKS期間中にしっかりと資産形成を行っておくことが、あなたとあなたのご家族の人生にとって、とても重要な意味をもってくるのです。
夫婦共働き家庭の理想的な家計とは?
では、この「夫婦共働き」のDINKS家庭における理想の家計とはどんなものでしょうか?
以下にその理想の収支パターンを挙げてみます。
世帯収入 | 45万円 |
住宅費 | 10万円 |
食費 | 4万円 |
雑費 | 1万円 |
電気・ガス | 2万円 |
水道 | 1万円 |
通信費 | 2万円 |
車両費 | 3万円 |
小遣い(夫) | 4万円 |
小遣い(妻) | 4万円 |
貯蓄 | 14万円 |
いかがでしょうか?
ポイントは「夫婦の家計管理・収支管理を1つにまとめる」こと。そして、結婚前の独身時代としっかりケジメをつけて、「毎月の無駄な出費・小遣い・浪費を減らす」ことです。
この2点をしっかりと実践できれば、年間200万円近い貯金ができ、数年後には夢のマイホームを購入する資金もできている事でしょう。
しかし、共働きが本当き怖いのはこれからなのです。
次回(共働きの怖~い話。其の2)では、DINKS家庭に子供ができた場合についてシミュレーションをしてみましょう。
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